こんにちはRyoです。
今日の夕方から明日にかけて、関東甲信越地方で大雪になるという予報があります。
東京23区では、降雪量を当初の5センチから10センチへと引き上げ、気象庁では
降雪による公共交通機関に乱れが乗じる恐れがあるとして、早めの帰宅を促すなど
注意を呼びかけています。
ところで、僕は雪国のド田舎出身なのですが、都会(特に東京など)では
10センチほどの降雪で何を大騒ぎしているのだろうと思ってしまうんですね。
というわけで、なぜ都会と地方では雪に対してこれほど違うのか?
ちょっと調べてみましたので、最後までお付き合いくださいませ。
「全国のみなさん今東京が大変です!」自然災害の地方差を皮肉るコピペ
雪が降るようです。積もりそうです。
↓
今北海道は大雪です。
↓
東北で雪崩が起きました。危険ですね
↓
新潟では例年以上の積雪です。注意してください。
↓
全国の皆さん!今東京が大変です!ほら!新宿駅でみんなが困ってます!
東京がすごく大変です!全国の皆さ~ん!みんな横断歩道もまともに渡れません!
大変だと思いますか?ですよね!東京人が今大変です!
池袋も大変ですよ~!!ついでに横浜も大変です!風も強いです!首都東京が大変です!!
電車が止まってます!社員のみなさんは会社に泊るそうです!
あ~大変だ!日本の首都東京がすごく大変です!
見て!タクシーがスリップしました!これはすごく大変な状況です!
これは大変だ!どうしようもないです!大都市首都東京で大雪です!
みなさん気をつけてください!!
ああ~日本の首都東京が大雪で大変だ!みなさん!東京が大雪で大変ですよ!ほら!!
↓
名古屋で雪が降ってます。がんばって
ネット上では、このような自然災害に対して、地方と東京の報道の仕方の温度差を
皮肉交じりに言うコピペがあるんですね。
これは大雪バージョンですが、台風バージョンもあります笑。
大雪の度に、こうしてネット上では(リアルでもかもしれませんが)
「この程度で交通マヒとか東京根性ねえな」と言い出す人が現れます。
かく言う僕も、こう思っていた一人であるんですよね。
大学時代、それこそ大雪が降るような地方から、進学のために上京。
その時は、まったく雪のない冬というのが少し新鮮だった気がします。
では、なぜ、東京と地方ではこのように違いが表れてくるのでしょうか?
ちょっと迫ってみましょう。
雪国と都会では冬の装備に大きな違いがある。
雪国に住んでいる人にとっては、この程度の雪で大騒ぎしている都会の人に対して
「毎年のことなのに準備不足だ」という声が上がるものです。
確かに、備えを怠っているようにしか見えないように見えますね。
そんな中、ツイッターにて漫画家の横山了一さんがこのような投稿をしました。
大雪のたびに「これだから東京は・・・」って言うのはやめにしようじゃないか https://t.co/2w7aQcKoks pic.twitter.com/SMvXFZauo5
— 横山了一 (@yokoyama_bancho) 2016年1月18日
雪国の人と、都会の人では、そもそも雪に対する装備もレベルも違うってことですね。
そもそも、雪があまり降らない地域で、雪に対応できるような生活を
するわけがないですし、住宅にしても、インフラにしても、そういったものに対応できるようにするより
もっと別のことに対応するようにできていますからね。
雪国と違って、路面は雪を想定して作られているわけではないですから、
雪国よりもすごく滑りますし、住宅も雪国の寒さを想定しているわけでは
ないですから、寒い地方の住宅のように、家が暖かさを溜めるような構造に
作られていませんので、暖めた先からどんどん寒くなるということなんですね。
雪国の家と違って、極寒や豪雪に対応した断熱材が入っていないんです。
だから、雪国から東京に来た人は、むしろ地方にいたときよりも
寒く感じることもあるようなんですね。
僕もそのうちの一人です。
ひどい時は、雪道をノーマルタイヤで走っている人もいます。
確かに、雪があまり降ることはないということで、スタットレスタイヤを
そもそも持っていないという人もいるのかもしれません。
正直、雪国出身の僕としては考えられないことなんですが笑。
東京は東京で、ほかのことに対応しなければならないですし、
なぜ地方と東京で自然災害に対する報道の温度差が生まれるのかといえば、
単純に「人口の差」と言ってしまっていいわけです。
地方と都会では人口がそもそも大きく違う。
さらに、こういった自然災害には慣れていないから大騒ぎになる。
そもそも人口が多いところのニュースが大きく取り上げられるから、
地方の人間からすれば、「何で東京のことばっかり報道するんだ?」
という温度差が表れてきてしまうということなんですね。
まとめ
というわけで、こんな感じですかね。
とりあえず、今日の夕方から明日にかけて雪ということなので
早めに対応策を取るようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。